治療法や防止策

皮膚科での治療について

アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は、肌のバリア機能が弱く、角層から異物が侵入しやすく、炎症が起きやすくなっています。 皮膚科での治療法として、ネオラールという内服薬でかゆみの原因となるリンパ球の働きを抑制し、ステロイド外用薬で炎症を改善し、肌のバリア機能を回復させます。 ステロイド外用薬を怖がって少量しか使わない人が多く、アトピー改善のためには、薄く塗り込まないでベタつきが残る程度の量をつけることが大切です。徐々に塗る量を減らし、保湿剤でのセルフケアへ移行するのがベストです。 肌表面の状態がキレイになっても、炎症が奥に潜んでいることも多く、再発防止に炎症が消えても週に2回ほど、リンパ球に働いてかゆみを止めるタクロリムス外用薬を併用します。

アトピーの人のスキンケア

アトピーの人の洗顔は、手のひらで泡立てた洗顔料を顔全体に行き渡らせるようにやさしく覆うようにし、強くこすらないように洗い、すすぎ残しがないようにします。 乳液やクリームなどの保湿剤を使用するときは、両手の体温でしっかりなじませて、顔を包み込むようにしながらつけることで、肌への刺激が軽減されます。 アトピーの人の化粧品選びは、慎重に行う必要があります。フルメイクは避け、油分の多いベースメイクは止めて、アイブロウやリップなどのポイントメイクで済ませ、肌への負担を少なくすることが大切です。 アトピーは、ストレスを溜め込むことで悪化します。お風呂やアロマなど1日のなかでリラックスできる時間をもち、ストレスを解消することも大切です。